体脂肪率、BMI、基礎代謝、骨格筋率って何?ダイエットとの関係は?
本格的にダイエットをするにあたって先日体重計を新しく買いました😊
今までは体重のみしか測ることができない体重計を使っていたので電池が切れたことをきっかけに体脂肪率やBMIを測れるものを探して買いましたが体重計って種類が多くて選ぶのにとても時間がかかりました💦
そんな体重計を選んでいる中、ダイエットではよく出てくる体脂肪率、BMI、基礎代謝、骨格筋率と言う言葉を目にして、なんとなく言葉は知っていていたけれどきちんと調べたことなかったなと思い本格的なダイエットをするためにも調べてまとめて見ました!
体脂肪率とは
体脂肪率とは体重に占める体脂肪の割合です。
体脂肪は体にある2種類の脂肪を合わせたもので皮膚の下にある皮下脂肪、内臓まわりにつく内臓脂肪に分けられます。
この中で生活習慣病のリスクを高めるのは内臓脂肪みたいです。
体脂肪率が上がる理由は、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った際に摂りすぎたエネルギーが体脂肪として蓄積されるからです。
しかし体脂肪には大切な役割もあるため減らせばいい!というものではありません。
例えば、皮下脂肪には体温をコントロールしたり、ホルモンを正常にコントロールしたり、体を外敵刺激から守る働きが、内臓脂肪には内臓の位置を固定したり、内臓を保護したり、エネルギーを貯蔵したりする働きがあります。
なので体脂肪が標準値を下回り低すぎると髪や皮膚のつやがなくなる、生理不順などの体の不調が出てくる可能性があります。
体脂肪は多すぎるのもよくありませんが、少なすぎるのもよくないと言うことです。
"ダイエット=体脂肪をできるだけ落とせばいい” という考えがある方は要注意です!
体脂肪率は標準値を目指しましょう❣️
体脂肪率は計算することができます。
計算式は、体脂肪率%=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100です。
また男性と女性では体脂肪のつき方が違い、女性の体は男性に比べて元々脂肪が多いです。
そのため標準値も男女で変わり、女性だと約20%~30%、男性だと約10〜20%くらいのようです。
体組成計を持っている方は、その説明書やメーカーのウェブサイトなどに判定基準が書かれていると思うので確認して見てください。
BM Iとは
BMIとはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略で体格指数ともよばれています。
体重と身長のバランスを見て肥満度を表す国際的な指標です。
ただしBMIは標準でも体脂肪率が高ければ運動不足や隠れ肥満といったことになります。
BMIも体脂肪率と一緒に確認しながら標準値を目指しましょう❣️
BMI値も計算することができます。
計算式は、BMI値=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。
低体重 18.5未満
普通体重 18.5〜25未満
肥満(1度) 25〜30未満
肥満(2度) 30〜35未満
肥満(3度) 35〜40未満
肥満(4度) 40以上
基礎代謝とは
体温維持や呼吸などの生命維持に必要な1日に消費するエネルギーのことです。
なので人は24時間動かずにいてもこの基礎代謝に相当するエネルギーを消費します。
そして基礎代謝は1日に消費するエネルギーのうち約70%を占めます。
そのため基礎代謝を上げると太りにくい体になります。
また筋肉は体を動かしていないときも1日中エネルギーを消費して熱を作り出しているので筋肉量が増えれば基礎代謝も上がることになります。
年齢を重ねるにつれて基礎代謝が下がる理由は筋肉量が減っている事に関係しています。
ちなみに基礎代謝は身長、体重、年齢で計算されます。
筋肉量を増やして基礎代謝をあげましょう❣️
骨格筋率とは
体重のうち骨格筋の重さが占める割合のことです。
筋肉には体を動かすための骨格筋、内臓を作っている平滑筋、心臓を作っている心筋があります。
その中の骨格筋は自分の意志で動かすことができる筋肉で運動などによって増やすことができます。
先ほど基礎代謝のところでもお話ししたように筋肉は体を動かしていないときも、1日中エネルギーを消費して熱を作り出しています。
筋肉量が増えれば基礎代謝も上がりエネルギーを消費しやすく太りにくい体質になるので骨格筋率を増やすことはダイエットにとても大事な要素になります。
また筋肉量が減ると基礎代謝が落ちるだけでなく、体温維持が難しくなるため体は熱を逃がさないように脂肪を増やそうとしてしまいます。
骨格筋率を上げることを意識してトレーニングもしましょう❣️
標準値は女性は約26%~28%、男性は約33%~36%くらいのようです。
体組成計を持っている方は、その説明書やメーカーのウェブサイトなどに骨格筋率に関しても判定基準が書かれていると思うので確認して見てください。
まとめ
・体重に占める体脂肪(皮下脂肪+内臓脂肪)の割合
・高過ぎても低過ぎてもダメ!標準値を目指す!
BMI(Body Mass Index)
・体重と身長のバランスを見た肥満度
・高過ぎても低過ぎてもダメ!体脂肪率も一緒に確認しつつ標準値を目指す!
・生命維持に必要な1日に消費するエネルギー
・太りにくい体づくりのために上げる!
骨格筋率
・体重のうち骨格筋(体を動かすための筋肉)の重さが占める割合
・基礎代謝を上げたり、体を引き締めるために増やす!